FESS は、一般的によく利用されるCSSドキュメントモジュールを集めた、基本定義集です。
FrontEnd Standard Specification (フロントエンド標準仕様)の略称です。
概要
FESSの目的
設計者と制作者との間のルールの統一化を行い、次のメリットを実現することが目的です。
- 初期設計にかかるコストを削減
- 作業手順の固定化
- マイクロツールの開発とシェア促進
FESSの実体
FESSの実体は、HTML、CSS等フロントエンドのコーディング規則をまとめた仕様であり、実装ではありません。
仕様は ドキュメントモジュール 以下のページにまとめられていますので、参照してください。
バージョン
それぞれバージョン別のFESS仕様に則って作成されたCSSのサンプルを提供しています。
fess-1.2.2.css (2015-10-25)
- フォームボタンの装飾を削除(他のフレームワークと衝突することが多いため)
fess-1.2.1.css (2015-03-24)
- 5分割のカラムモジュールを追加
- Pickles2 Desktop Tool 用のモジュールセットを追加
fess-1.2.0.css (2014-11-11)
- *.files の規則を *_files に変更。
- .code のスタイルのかけかたを調整
fess-1.1.2.css (2014-08-30)
- テーマファイルのインクルードを追加した。
- RWD対応(テーマに実装)
- Dreamweaver用のスニペット追加
fess-1.1.1.css (2013-12-15)
- ソースをSASS化した。
- .code textarea がFirefoxでコンテンツエリアをはみ出す問題を修正。
fess-1.1.0.css (2013-09-28)
- ボックスモジュールを追加。
- .must を追加。.form_elements から独立。
- パーツモジュールに、インラインで使用できる .notes を追加。
- ul.horizontal を追加。
- 「強勢 em」と「強調 strong」をパーツモジュールに追加。
- 「サブモジュールの定義指針」の項目を追加。
- form要素をinlineでリセットしないようにした。
- modules.css を fess.css に改名。
- その他いくつかの細かい修正。
fess-1.0.0.css (2013-04-03)
- 初回リリース
ソース
Pickles Framework (PxFW) について
Pickles Framework については、次のページを参照してください。